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2024年からリニューアルされて始まった新NISAについて耳にする機会も増えたことと思います。
そこで、今回は、今更ききづらいそのNISAについて、改めてご説明させていただこうと思います。
【NISAの由来】
元々、イギリスではじまった非課税の投資制度であるISA(Individual Savings Account)の頭にN(NIPPON:日本)を付けたものがNISAです。
直訳すると、NISA=日本個人貯蓄口座となり、個人で投資した株式や不動産REITなどの売却益を非課税にする制度のことです。
【2024年NISAの仕組み】
☆成長投資枠:年間240万円まで利用可能。一度使った枠は翌年以降に復活。
(個別の株式銘柄などを自分で選んで投資。)
★積み立て投資枠:年間120万円まで利用可能。一度使った枠は翌年以降に復活。
(NISA向けの投資信託商品の中から選んで投資。)
※一人の生涯累計1800万円まで利用可能で、これらが全て非課税になります。
ただし、NISA枠で購入した商品を売却した翌年に枠が復活します。
例)200万で購入した株式を300万円で売却して100万円の利益を得た場合、非課税なので100万円まるまる儲けになります。
そして、その翌年、前年に売却した株式を購入した時点の価格である200万円分のNISA非課税枠が復活します。
【NISAのメリット】
本来ですと、株式などは売却して利益が出た場合、20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)が課税されますが、NISAで購入・売却して利益が出た場合は、それが免除されます。
また、この利益に関しては、配当も含まれますので、株式の配当への20.315%の課税もNISA購入枠の株式については免除され、満額支給されることになります。
要は株の売買益や配当に対して、NISA口座を利用して取引した場合は、税金が免除されて、満額支給されますよ、というのがNISA最大のメリットになります。
【NISAにデメリットはないの?】
といったデメリットがあります。
【NISAのもう一つの注意点】
2024年、新しく始まったNISAのおかげで投資が盛り上がっているように思います。
「NISAは安全で資産が増える。」というイメージも強いのではないでしょうか。
しかし、NISAであろうと、本質が投資である以上、下落や暴落のリスクは必ずあります。
ご自身やご家族の年齢、投資に使える期間や余裕資金、リスク、それらを考慮に入れた上でNISAを始めるのか否かを検討されることをおススメします。
新NISA(2024年) 20240203
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