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世界では、ガソリン車に代わって電気自動車(以下EV)の需要が高まっています。
テスラやBYDといった世界的なEVのみを製造・販売している企業も現れています。
脱炭素化社会の流れを受けて、目下、向かうところ敵なしの勢いを見せているEVですが、欠点はないのでしょうか。
【EVは充電に時間がかかる】
EVは家庭でも充電できますし、急速充電器が置いてある場所も多くなっているのですが、一度消費したエネルギーを補給するスピードはまだまだガソリン車に敵いません。
そのため、EV社が社会に増えすぎると、充電渋滞が起こり、しかも充電待ちの間に更に電力を消費していくという悪循環になってしまいます。
現に、EV化を推し進めるノルウェーでは、このことが社会問題化しています。
【高速走行時のバッテリーの減りがかなり早い】
EVで高速走行をすると、ガソリン車以上にバッテリーの減りが早くなります。
従って、高速道路を走っている場合、巡航速度を抑えないと、予想以上にバッテリーが減ってしまうことがあります。
【バッテリーは寒さに非常に弱い】
バッテリーは、寒いと本来の能力を発揮できず、航続距離が極端に縮みます。
例えば、外気温が20度の場合と、氷点下の場合では、航続距離が半分以下まで落ちることも珍しくありません。寒さで、エアコンなどの使用状況に応じて、満充電でも航続距離が150キロ以下に落ちることもあります。
また、バッテリーが冷え切っていると、充電にも非常に時間がかかるようになります。
実際に、EV大国であるフィンランドやノルウェーでは、このようなEV特有の問題が顕在化しています。
<まとめ>
SDGs(持続可能な開発目標)が各国で掲げられる中、補助金もあるEVへの乗り換えを検討する方も多いでしょう。
EVは維持費が安く、環境にも優しい点が評価点です。
また、静粛性があり、加速に優れているところも非常に良い点として挙げられます。
しかし、一方で上記のような問題点もあることを考慮して購入・リースするかどうかを決めるのが良いのではないかと思います。
特に、北海道などの寒冷地では、冬場に気温が低下し、EVの性能が著しく制限されるケースもありますので、その点を十分検討することをおススメします。
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